多摩大学目黒トップ > キャンパスニュース > 2007年5月10日号

GWの間に挟まれた5月1日は、各学年ごとに分かれて校外研修を行いました。今回は中1の河口湖・西湖周辺での研修の模様をお届けします。
 当日はあいにくの雨模様となってしまいましたが、もう完全に打ち解けあった仲間達と初めて出かける校外研修とあって、生徒たちは朝から元気いっぱいでした。
 現地に着き、最初に青木ヶ原樹海を散策しました。散策は各班ごとに行い、各班に現地のガイドがついて溶岩や珍しい植物について説明をしてもらいました。樹海周辺でしか見られない珍しい植物や、溶岩が磁場をつくる影響で樹海ではコンパスが正常に働かないことなど興味を引くことをたくさん教えていただきました。
 その後、溶岩洞窟として富士山ろくの中でも最大級の規模をほこる「こうもり穴」に入りました。
 富士山噴火で流出した溶岩が外気に触れ、爆発成分(ガス)を発散しながら冷えて固まるときにできた溶岩洞窟には、溶岩ドームや溶岩鍾乳石、縄状溶岩など自然が作り上げた様々なオブジェが見られます。生徒たちは富士山が火山であることを改めて認識し、また自然が持っている力の大きさに感じ入っていました。
 今回の校外研修報告を各クラスごとにまとめて、9月の文化祭で発表いたします。生徒達が何を見て何を感じたか余すところなくお伝えしますのでどうぞお楽しみに!


樹海の中で、珍しい植物をガイドさんに教えてもらい、みんな興味津々です。


資料館にて。先ほど回った樹海を、今度は外から望遠鏡で眺めます。

後日学校で樹海やこうもり穴について発表をするので、真剣に話題探しをしています。


溶岩の流出とガスの噴出によってできたこうもり穴。自然が作り出した異様な光景にみな圧倒されていました。


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