多摩大学目黒トップ > キャンパスニュース > 2007年7月20日号

 7月19日、多摩大学目黒の朗進会(PTA)発足10周年を記念して、朗進会企画による講演会が行われ、エジプト考古学者として有名な吉村作治先生が講師としてお話をしてくださいました。全生徒・教員だけでなく、多くの保護者も参加してくださいました。
 「夢を実現したい君たちへ −君たちのエジプトを見つけよう−」と銘打たれた講演会。エジプト考古学者としてTVでの出演も多く、早稲田大学教授として教育者の顔も持ち、多彩な活躍をされている吉村先生が、自ら夢に向かって勉強を重ね、容易ではない道を切り拓き、現在に至るまでの経験から「ただ流されるだけの平凡な生活にならないよう夢を持つこと」や「夢を実現する基礎知識をつけるために今はしっかりと勉強すること」の大切さを生徒達に訴えてくださいました。
 もちろん、エジプトのお話もたっぷりとお話してくださいました。7月31日から早稲田大学で行われる展示会に出展される出土品をはじめ、最近発見されたものの写真や発見に至るエピソードなどを細かく説明してくださったほか、8月に出演するTBS「世界不思議発見」収録の面白い裏話なども話してくださり、会場は大いに盛り上がりました。
 講演の最後には生徒からの質問に答えていただきました。「古代エジプトには相撲に似たスポーツがあった」「陣取りゲームに似たゲームがあった」など、生徒の質問からさらに踏み込んだお話をしてくださり、最後まで興味が尽きることなく無事に終了いたしました。
 


開演を楽しみに待つ生徒達。


校長の挨拶。校長自身エジプトや周辺国を訪れたことがあり、今回の講演をとても楽しみにしていました。


講演中の吉村先生。TVで見るのと同じようにわかりやすく穏やかな口調で話してくださいました。


スクリーンを使って、最近発見された出土品などを紹介してくださいました。


講演を閉じるにあたって、全生徒を代表して生徒会長が吉村先生にお礼を述べています。


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