多摩大学目黒トップ > キャンパスニュース > 2008年3月25日号

 年度末の恒例行事、吹奏楽部の定期演奏会が3月20日、目黒区区民センターにて行われ、在校生や保護者、新入生など多くの聴衆が集まり、吹奏楽部の一年の集大成を楽しみました。

 第一部は「アパラチアン序曲」で華麗に幕を開けました。文化祭でも演奏した「カンタベリーコラール」や小編成の「子供の情景」などが続き、第一部の最後は初めて挑戦する難曲「サンサーンスの主題による交響的変容」を披露しました。練習でも非常に苦労した曲ですが、生徒達は必死に練習してメキメキと上達し、本番では素晴らしい演奏を披露することができ、集まった聴衆もじっくりと聴き入り、惜しみない拍手が送られました。

 休憩を挟んで第二部では、「パイレーツオブカリビアン」「シング・シング・シング」など、誰にとってもなじみのある、にぎやかな曲の演奏が続きました。時には聴衆の方々にも手拍子で参加していただき、会場全体が一体になったような雰囲気で、非常に盛り上がりました。第二部終了後も拍手は鳴り止まず、アンコールに披露した「ラテンゴールド」が終わってからも、会場は熱気に包まれていました。

 卒業式が終わってからも練習を重ね、定期演奏会に望んだ高校3年生にとって、この定演が本当に最後の演奏です。3年間、あるいは6年間、吹奏楽部員として毎日練習を重ねてきた集大成ともいえる最後の定期演奏会を大成功のうちに閉じることができ、高校3年生は感動の涙がとまらない様子でした。

 4月になると新メンバーを迎え、さらなるレベルアップを目指していきます。6月に行われるバンドフェスティバルや、9月の文化祭などで行われる吹奏楽部の演奏も、ぜひ聴きにいらしてください。


OB・OGも駆けつけ、演奏に参加してくれました。


いつも明るく元気なトランペットの生徒達。


開演前のおどけた様子とは違い、本番中は真剣そのものです。


アルトサックスのソロ。朗々としたメロディが会場に響き渡ります。


吹奏楽部の指導をしてくださる戸坂コーチ。コーチ自身もチューバで定演に参加してくださいました。


スイングジャズの名作「シング・シング・シング」では、手拍子も入り、体全体で音楽を楽しみます。


田村校長から、部長に花束が贈呈されました。


アンコールはラテン音楽のメドレー「ラテンゴールド」、明るく楽しい雰囲気いっぱいのうちに幕を閉じました。


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