多摩大学目黒トップ > キャンパスニュース > 2009年5月7日号

 5月1日に行われた中学生の校外研修で、中2は埼玉県行田市郊外にあるさきたま古墳へ出かけました。

 校外研修は集団行動における規範を体験を通して理解させると同時に、本物の歴史に触れ、生徒達の知的好奇心を高めることを目的としています。生徒達は事前に歴史の授業を用いて、さきたま古墳が東日本最大の古墳群の跡地であり、国の史跡にも指定された公園であることや、さきたま史跡の博物館には国宝の「金錯銘鉄剣」が展示されていることなどを学んで研修に臨みました。
 研修ではまずはじめにオリジナル埴輪作りを体験し、そのあと班ごとに、さきたま史跡の博物館、将軍山古墳、稲荷山古墳、丸墓山古墳などを見学しました。博物館では授業で習った「金錯銘鉄剣」を自分の眼で見るなど、教科書だけでは感じられない本物の歴史を感じることができました。

 ゴールデンウィーク明けに、各班ごとに校外研修のレポートが提出されます。それぞれ工夫を凝らしてどのようにまとめてくれるのか、とても楽しみです。


オリジナル埴輪作りに先立ち、ワクワクしながら説明を聞いています。


いよいよ製作開始!思ったより固く、土をこねるのに苦労しています。


可愛いイラスト入りの説明を見ながら、少しずつ作業を進めていきます。


少しずつ形が見え始めてきました。


細かい細工に取り掛かっている様子。どのような埴輪が完成するのでしょうか?


出来上がった埴輪は、1ヶ月ほど乾燥させてから窯で焼かれて完成となります。


教員の作品。教員も生徒と一緒に埴輪作りに挑戦しました。


稲荷山古墳頂上へ向かう生徒達。かなり急な階段ですが生徒達は楽々と登っていきました。


丸墓山古墳の頂上で記念写真。左側には、稲荷山古墳に登っている他クラスの生徒が小さく見えます。


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