多摩大学目黒トップ > キャンパスニュース > 2009年8月27日号

 8月25日から29日にかけて、中1を対象に、Mini留学体験「異文化理解と英語スピーチ」講座が開催されています。

 この講座の目的は、日本語を使うことが一切禁じられた環境の中で、テキストに頼らず現実的な英語コミュニケーションを行い、適切なインプット・アウトプットを行う場を提供することです。また、学んだ内容をスピーチにまとめ、発表することにより、非言語コミュニケーションスキルを含めたプレゼンテーション能力の土台を作ることも目的の一つです。

 講座では、講師の出身国に関する特定のテーマを取り上げ、毎回さまざまな角度からテーマについての情報を得て、異文化理解を体験します。生徒達は学んだ内容をスピーチで発表するために、スピーチ素案の作成、ドラフト作りからリハーサルなどの準備、そして発表までを全て英語で行います。日本語は一切禁止なので思うようにコミュニケーションが取れず苦労している様子も見受けられますが、普段習っている英語を片言でも実際に使える機会を、生徒達はとても楽しんでいます。英語や英会話の授業に、さらに熱心に取り組むのに、とても良い刺激になっているようです。


イギリスのテイクアウトの定番、フィッシュアンドチップスを紹介する講師。食を通して文化の違いを学んでいます。


関連のある単語同士を線でつなぐことによって、連想的に語彙力を増やしていきます。


単語と単語を関連付けるのに良いアイディアがなかなか浮かばず苦戦しているようです。


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