11月24日（火）、第１０回合唱コンクールが目黒パーシモンホールで行われ、今年は２Ａと３ＣがＷ金賞に輝きました。
中学校の秋の名物行事としてすっかり定着した合唱コンクール。毎年企画立案から実行までの運営全体を生徒が主体となって続けてきたコンクールも、ついに１０年の歴史を積み重ねることとなりました。
コンクールでは、学年ごとに決められた課題曲と、各クラスが選ぶ自由曲の２曲を合唱します。審査員が表現力、ハーモニーなどの基準をもとに採点し、順位が決まります。どのクラスも早朝や放課後など、わずかな時間を惜しんで猛練習に励み、第１０回という節目に良い成績を残そうと努力して本番に臨みました。
１年生にとってははじめて挑戦する合唱です。やや緊張している様子も見られましたが、１年生らしい素直で伸びやかな声で精一杯の力を発揮してくれました。一方すでに経験のある２年生、３年生はハーモニーや音量のバランスなどを上手にまとめ、レベルの高い合唱を聞かせてくれました。
結果は、２Ａと３ＣがＷで金賞を受賞。先輩に負けてなるものかと頑張った２年生と、先輩の意地を見せた３年生が、ともに喜びを分かち合う結果となりました。また銀賞には３Ｂ、銅賞には１Ｂが選ばれました。１年生ながら堂々の入賞に、上級生からも大きな拍手が送られました。
また個人賞として最優秀指揮者賞、最優秀伴奏者賞には、計４名が選ばれました。そのうち２名はなんと１年生。彼らが来年、再来年どれだけ実力を上げて臨んでくるか、今から楽しみです。
今回は記念すべき第１０回ということで、コンクールの最後に高校１年生の音楽選択クラスの生徒達が、日頃の音楽の授業の結果を発表するために美しい合唱を披露してくれました。発声も全体のバランスもはるかにレベルの高い高校生の模範的な合唱に、中学生たちは熱心に聴き入り、尊敬と憧れの混じった大きな拍手が送られました。
|
１年生：『Let's search for Tomorrow』 |
 ２年生ながら堂々の金賞を受賞した２Ａの合唱。
|
 ３年生の貫禄を見せ付け、同じく金賞を受賞した３Ｃの合唱。
|
|
 個人賞を受賞して喜びのポーズを見せる生徒。４名のうち２名が１年生でした。
|