多摩大学目黒トップ > キャンパスニュース > 2010年12月14日号

 12月13日(月)に朗進会主催の講演会が行われ、プロ野球の巨人や米大リーグで活躍した元投手の桑田真澄さんをお招きして、「試練は人を磨く」というテーマでお話をしていただきました。

 いわずと知れた桑田真澄さんのご来校とあって、生徒たちは大喜び。とくに中高野球部、ソフトボール部の部員達は目を輝かせながら話を聴いていました。

 球界を代表する投手として輝かしい実績をあげた桑田さんですが、その人生で3回挫折を味わい、そこから這い上がった経験から、人は試練を乗り越えることによって磨かれ、成長するということを話していただきました。桑田さんはプロ1年目から「試練」というものを意識し、マウンドでうまくいかなかったときにはこの言葉を思い出し、自分を鼓舞していたそうです。

 中学時代には限られた時間の中でも毎日欠かさず勉強し、シャドーピッチングも毎日50回行った経験から、どんなことでも自分で目標を決め、毎日コツコツ努力することで実力をつけることの大切さを教えていただきました。またPL時代には誰にも言わず毎日トイレ掃除などの清掃をしたり、積極的に挨拶することを心がけた経験から、陰の努力を続けることが、運や縁、ツキを引き寄せることにつながると話してくださいました。
 そのほか、PL時代の同期である清原和博氏とのエピソードや、引退したときに「自分の実力ではなく、仲間の力があってここまでこられた」と実感したことなど、長きに渡って球界をリードしてきた桑田さんならではの様々なお話は、生徒たちにとって非常に興味深く、多くのことを学んだようです。

 講演中、生徒の何人かに桑田さんから質問があり,答えた人は記念にサイン色紙をいただきました。また現役時代に使用していたグローブやユニフォームにも触れさせていただき、生徒たちは大変喜んでいました。最後は桑田さんを囲んで全員で記念写真を撮り、講演会は大盛況のうちに無事閉会しました。


講演に先立ち、桑田さんの経歴がDVDで紹介されました。


講演会の様子。非常に有名な方の講演とあって、生徒たちも静かに聞き入っていました。


会場の生徒に質問をする桑田さん。当てられた生徒は記念にサイン色紙をいただき大喜びでした。


現役時代に使用していたグローブやユニフォームに触れさせていただきました。


講演が終わると、野球部とソフトボール部の部長からお礼の挨拶と花束が贈られました。


最後に桑田さんを中心に記念写真を撮りました。

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