中学サッカーの新人戦の準決勝と決勝が、１２月８日に駒沢第二球技場で行われました。
東京都ベスト４に勝ちあがった多摩大学目黒中学サッカー部は準決勝で快勝したものの、決勝では力を出し切れず、優勝の栄冠を手にすることはできませんでした。
11時にキックオフした準決勝の相手は成城中学校。前回の狛江第二中学との対戦と比べると、チーム全体は決して本調子ではありませんでした。しかしそこは気持ちの部分でカバー。声出しなどで良い雰囲気を作り出して試合を優勢に進め、2-0で勝利を収めました。
14時にキックオフした決勝の相手は清瀬五中。開始当初は多摩大学目黒のペースで試合が進み、念願の優勝の可能性が高くなったかと思われました。
しかしそれが逆にプレッシャーになってしまったのかミスを連発。周りをきちんと見ることができずに、パスミスを繰り返したりサイドを使い切れないなど、普段練習できっちりこなしていることができなくなってしまいました。本来の実力を出すことができないまま試合は終了。0-2で残念ながら準優勝となってしまいました。
今回の準決勝・決勝では、両試合とも実力を出し切ることができませんでした。そのことは選手本人達も自覚しており、「本来の動きができていれば」という悔しさをにじませていました。やはりあと一歩、優勝にたどり着くには体力と集中力にさらに磨きをかける必要があります。今回の悔しい思いを胸にさらに練習に励み、次の春季大会、夏季大会ではさらにレベルアップして実力を発揮できるよう、監督以下部員全員が思いを１つにしていました。
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