多摩大学目黒トップ > キャンパスニュース > 2004年11月15日号

 秋の恒例行事となっている芸術鑑賞会が、11日午後、池袋の東京芸術劇場で行われ、読売日本交響楽団による演奏を中学高校の全校生徒が鑑賞しました。
 演奏曲目は、ロッシーニ作曲「セヴィリアの理髪師序曲」、バッハ作曲「トッカータとフーガ ニ短調」、モーツァルト作曲「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、エルガー作曲「威風堂々」など、一度は耳にしたことがある曲ばかりで、とても親しみやすい選曲となっていました。
 普段クラシック音楽にはあまり親しみのない生徒も、演奏された曲がテレビCMなどで普段何気なく耳にしている曲であることに驚き、そこで初めて曲の作曲者やタイトルを知るなど、面白い発見に満ちていました。
 また今回の芸術鑑賞で、初めて生のオーケストラ演奏を聴いた生徒も少なからずおり、様々な楽器が織りなす美しいハーモニーや打楽器の迫力を実際には、ただただ圧倒され感動するばかりだったとの声が多数寄せられました。
 終演後は、全生徒からの惜しみないカーテンコールが鳴りやまず、アンコールの後は、しばらくは席から立てないほどに感動した生徒もいるほどでした。


東京芸術劇場外観

芸術鑑賞会の会場となった東京芸術劇場大ホール。舞台中央にあるパイプオルガンで、有名な「トッカータとフーガ ニ短調」が演奏されました。

いよいよ演奏の始まり。指揮者は船橋洋介氏

前半は「セヴィリアの理髪師序曲」をはじめ、歌劇の曲が演奏されました。中央の白い服はソプラノ歌手の鈴木慶江氏

休憩を挟んで、後半はパイプオルガンや交響曲が演奏されました。

演奏が終わって立礼をする演奏者に、惜しみない拍手が送られました。

観客席の外側にあるホワイエ(ロビー)では、互いに感動を語り合い、余韻を楽しんでいました。


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