多摩大学目黒トップ > キャンパスニュース > 2004年12月6日号

児童センターのボランティアに参加

 高校1年生のE.Hさん(写真)は、夏休みに児童センターのボランティアに参加しました。内容は子どもたちの話し相手やゲームの企画、運営など。たった4日間の活動でしたが、非常に楽しく充実した経験ができました。
 それから約4ヶ月。二学期も終わりに近き、勉強の忙しさに児童センターでの思いでも遠いものになりかかっていた11月に、突然児童センターから「お楽しみ会」の招待状を頂きました。夏休みのお礼に、子どもたちが生徒を招待してくれたのです。顔を出してみると、たった4日間のボランティアで、それから何ヶ月も経っているにも拘わらず、子どもたちが自分の名前を覚えていてくれたことに深く感動し、短い間でもボランティアに参加して、心から良かったと思いました。


長年のボランティアが評価され、「高校生新聞社賞」受賞。

 本校3年生のR.OさんとA.Kさんが長年続けたボランティア活動が「高校生新聞社賞」を受賞し、来年2月に発行される高校生新聞の「STARTING LINE」に掲載されることとなりました。
 本校生徒がお庭の大好きな下目黒在中のSさん宅の庭の手入れをし始めて5年がたちます。縁があって本校のJRCクラブに依頼があり、お手伝いを始めました。もともとは上級生が行っていた活動を弾きついたR.OさんとA.Kさんは、高校1年の1学期から、2年生の終わりまで、庭の草取りや水や肥料をまいて様々な花を育てるなど、1年半以上にわたって精力的に活動をしました。彼らの献身的な活動は、庭の持ち主であるSさんだけにとどまらず、ボランティアを紹介してくださった目黒社会福祉協議会ボランティアセンターの方々にも大変深く感謝され、ついにこの度大きな賞を頂くことができました。
 


高齢者の生活を疑似体験 −高3の家庭科選択授業で

11月25日に行われた家庭科の選択授業で「高齢者疑似体験」や高齢者用のボランティア活動を取り上げ、ボランティア活動の実体験を体験者の方から伺いました。
 車椅子の実際に使ってみたり、高齢者に優しくベッドを利用する方法などの疑似体験をして、今まで以上に高齢者の生活が大変なものであることに気づき、「高齢者の方に優しい言葉をかけよう」「高齢者の方にもっと気を配ろう」と意識が変わっていったようです。
 なお、この日の様子は来年2月前後に、目黒区総合庁舎に掲示される予定です。


新潟県中越地震被災者に義援金 −生徒会が立ち上がる

 10月末に発生した新潟県中越地震の被害者のために、本校生徒会が募金活動を呼びかけ、集まった募金と文化祭の収益の一部を義援金として送りました。
 本校生徒会のメンバーが中心となり、登下校時に校門で生徒に募金を呼びかけました。またクラス委員会もこれに賛同し、各ホームルームでも募金が行われ、全校の募金総額は93,840円になりました。また文化祭の模擬店などで上がった収益が482,437円あり、これらを会わせた総額576,277円のうち、日本赤十字を通じて376,277円、読売光と愛の事業団を通じて200,000円が、それぞれ新潟県中越地方に義援金として送られました。
 困った人に惜しまず手をさしのべることは、勇気と労力のいることですが、本校の生徒会が率先して募金の先頭に立ち、各生徒もそれに呼応して多くの募金が集められたことは、本校としても大きな喜びと誇りです。これからも他者に対する思いやりを忘れず、心の豊かな人間に成長して欲しいと強く願っています。


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