多摩大学目黒トップ > キャンパスニュース > 2005年11月17日号

 11月14日の月曜日、秋の恒例行事となっている芸術鑑賞会が行われ、全校生徒が五反田に新設されたキャッツシアターにてCATSを観劇しました。
 昨年は池袋の東京芸術劇場で、読売日本交響楽団によるコンサートを鑑賞しましたが、今年は劇団四季の看板とも言える"CATS"の観劇です。全校生徒はもちろんのこと、保護者の方も100名ほど参加してくださいました。
 人間に飼い馴らされる平凡な生き方を終えるのではなく、逆境にもめげずに自分らしく人生を生き抜こうとするジェリクルキャッツ。今宵は彼らが一同に集結し、最も純粋なジェリクルキャッツ、再生を許されるジェリクルキャッツを選ぶ舞踏会の日。猫たちは夜を徹して歌い踊りながら、長老猫が一体誰を選ぶのか心配しています。やがて夜も白みはじめ、いよいよ天上界で再生することを許されるただ一匹の猫の名前が宣言されます。。。。
 生徒達は猫たちの強烈な個性や迫力満点のダンスに圧倒され、また夜明けが近づいた静寂の緊張感に固唾を飲み、劇の場面場面の雰囲気に完全に飲み込まれてしまいました。やがてフィナーレを迎えると、生徒達はみな割れんばかりの拍手で、自分たちの感動を表現していました。
 昨年の音楽にしても、今年の演劇にしても、芸術には人を感動させる力があります。生徒諸君には、今後も折に触れて芸術に触れ、常に感動する気持ちや感性を持ち続けてもらいたいと願っています。


五反田にあるキャッツシアターは完成したばかり。外観もピカピカです。


保護者の方々も100名近くご参加いただきました。チケット交換に並んでいるところです。


どんな劇なんだろう?みんな期待を膨らませて会場に入ります。


劇が終わり、みなそれぞれの感動を胸に秘めて会場を後にします。


キャンパスニュース一覧に戻る