多摩大学目黒トップ > キャンパスニュース > 2005年11月28日号

 教員・卒業生・在校生が合同で月に1度行われる「万葉集研究会」が好評を集めています。
 「万葉集の輪講を通じ、古典文学研究の基本的な方法を学ぶと共に、古典和歌解釈の基本を修得する」ことを目的に、万葉集を専門とする本校国語科の教員が中心となって、授業で習うよりも深く万葉の世界を研究しています。
 研究会では、教員・卒業生・在校生が互いに意見を交わし合う、活発な雰囲気に包まれています。教養を深めることを目的としている卒業生の方々にはもちろん、受験で古文を選択する文系志望の在校生には、特に好評のようです。
 現在取り組んでいるのは万葉集巻十七〜巻二十の輪講。大伴家持の歌日記である万葉集最後の四巻を取り上げ、一首ずつ丁寧に解釈しています。ゆくゆくは万葉集にゆかりのある地を探訪することも検討しています。


研究会の風景。教員、卒業生、在校生が一緒に学びを進めています。


主任研究者を勤める本校教諭。万葉集の専門家です。


研究内容は非常にレベルが高く、文系志望の在校生も真剣に取り組んでいます。


教員や卒業生も、教養を深め知的好奇心を刺激するために、積極的に意見交換します。


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