多摩大学目黒トップ > キャンパスニュース > 2006年1月30日号

 中学生の恒例行事である百人一首大会が1月27日に持たれ、3−Aクラス1班が最上級生としての貫禄を見せ付け、見事優勝の栄冠に輝きました。
 「楽しみながら百人一首に親しみ、一首でも多く覚えてほしい。」という国語科教員の発案で始まった百人一首大会。今ではすっかり多摩大学目黒中学校の冬の風物詩となりました。各クラスを7〜8人の班に分け、学年間にハンディキャップを設定した上で、全学年で班単位でのトーナメント戦が繰り広げられます。生徒たちも大会前から気合十分!3学期に入ってからは毎日のように放課後に特訓を繰り返し、クラスと班の名誉をかけて大会に臨みました。
 いよいよ大会開始!1回戦でいきなり優勝候補だった3−Aクラスの班同士がぶつかり、最初から目が離せない展開となりました。また2年生チームでは2−Cクラス3班のA.Hさんが他を寄せ付けぬ強さで札を集め、他の強豪を次々と負かして上位にのし上がってきました。
 決勝戦は、1回戦で味方同士の対決を制し、その後順当に勝ち上がってきた3−Aクラス1班と、2−Cクラス3班の対決。個人技で圧倒的な力を誇るA.Hさんを中心に2年生も奮闘しましたが力一歩及ばす、3年生が堂々の優勝を飾りました。また3位には3−Aクラス2班が入りました。しかし3−Aクラスは1回戦で味方同士の対決があったため総合ポイントが下がってしまい、クラス優勝は安定した力で上位進出を果たした3−Bクラスとなりました。
 圧倒的な力を見せて2−Cクラス3班を準優勝に導いたA.Hさんは合計で30枚の札を獲得。見事個人賞に輝きました。また1回戦で敗退したチームは体育館で敗者復活戦を行い、2−Aクラス2班が勝ちあがりました。
 今大会に向け、各学年各班とも、夢中になって百人一首を覚え、腕を磨きました。これを3年間繰り返すことによって、生徒の知らないうちに百人一首が基礎知識として定着し、来るべき大学受験において力を発揮するはずです。


試合開始!整然と並べられた札の位置を、少しでも多く記憶しています。


集中して、気合を入れて!置かれた札に、皆の熱い視線が錯綜します。


取ったぁ!正しい札であることが確認されれば見事ポイントゲットです!


他の人も負けてられません。耳を研ぎ澄まし、目は札を探して激しく動き回ります。


1回戦で負けたチームは体育館に場所を移し、大札で敗者復活戦です。


どこにあるんだろう?札が散らばっている範囲が広いので探すのも大変です。


こちらは決勝戦。3−Aクラス1班と2−Cクラス3班の真剣勝負は、3−Aクラス1班が最上級生としての格の違いを見せ付け、見事優勝を飾りました。


見事30枚を獲得して個人賞に輝いたのは2−Cクラス3班のA.Hさん。大健闘で自分の班を2年生ながら準優勝まで引っ張りました。


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