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多摩大学目黒トップ > キャンパスニュース > 2016年1月12日号

バレーボールを通して被災地の生徒達と交流

 バレーボールを通して被災地を応援する地域と被災地を繋ぎ、「友情ネット」が主宰するプロジェクトの舞台に多摩大学目黒が選ばれ、12月26日から27日にかけて本校生徒が被災地の生徒と交流しました。

 友情ネットは、「部活動はさせたいが、原発の放射能の影響を考えると室内競技をさせたい」という福島県内の保護者の声が新日鉄住金東北支社に届いたのがきっかけで始まりました。堺ブレイザーズというバレーボールチームを所有し、数多くのオリンピアンを輩出している同社が「バレーボールを通して福島の子供達を元気にしたい!」と、地元企業にも呼びかけ、約30社が賛同して立ち上がりました。
 今回のプロジェクトはバレーボールを通して被災地を応援する地域と被災地を繋ぎ、5年後、10年後の復興に向けて、将来を担う子どもたちに「人を想う」気持ちを育み、豊かな人間になってもらうための支援活動です。公募で選ばれた福島県内の中学校が関東の中学校と交流する舞台として、多摩大学目黒が選ばれました。

 今回参加した福島県の中学校は、白河市立東中学校・白河市立表郷中学校・郡山市立御舘中学校・福島市立第三中学校・福島市立松陵中学校の5校。生徒と保護者、そして顧問を含めて総勢約80名が、あざみ野セミナーハウスを訪れました。
 田村校長の挨拶からオリエンテーションが始まり、ダンス部が中高1曲ずつダンスを披露して一行を歓迎。続けて8チームに分かれて練習試合を行ったほか、生徒会役員や女子バレーボール部の部員が夕食まで一緒に行動して交流を深めました。

 翌日は、会場を横浜国際プールのメインアリーナに移して、午前中は全日本女子ナショナルチームの眞鍋監督や元全日本の選手達が指導するバレーボールクリニック。午後は東京・川崎・横浜・横須賀の中学校約30校が集まり、練習試合を通して交流を深めました。最後はオリンピアンとの試合が行われ、会場は大いに盛り上がりました。

 バレーボールを通して友情を深めた生徒達ですが、一方で、東日本大震災の影響はまだ残っており、東北の方々の生活は元通りには戻っていないことを直接教わる機会にもなりました。どのようなことであっても、我々にできる協力は惜しまず、積極的に交流を深めていかなければならないと、改めて考えさせられるプロジェクトでした。


福島からの中学生をお迎えする、本校生徒会役員。


同じく本校女子バレーボール部部員。


あざみ野セミナーハウスにバスが到着しました。


歓迎の挨拶をする田村校長。


体育館に場所を移し、生徒会役員の紹介と施設説明が行われました。


中学・高校それぞれのダンス部が歓迎のダンスを披露しました。


ダンス部のチアスピリットが、会場を盛り上げてくれました。


8つのチームに分かれて対戦しました。


準備体操は念入りに。


即席のチームでも結束力は抜群でした。


食堂に集まって今日の反省会。


翌日は横浜国際プールに会場を移してバレーボールクリニック。


東京・神奈川の中学校30チームが駆けつけ、福島のチームと一緒に指導を受け、練習試合をしました。


日本代表の眞鍋監督と本校女子バレーボール部監督の多田教諭


元日本代表選手の齋藤信治さんと多田教諭。齋藤さんは身長208cmあるそうです。


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